1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
◈Léon Boëllmann: Suite Gothique pour Grand Orgue, op.25
◈Léon Boëllmann: Verset aus Heures Mystiques, op.30
◈Léon Boëllmann: Deuxième Suite pour Grand Orgue, op.27
Willibald Guggenmos (Org)
(Rec. 1998)
パイプ・オルガンは建物と一体になった楽器なので、どこの楽器を使っているかという情報は、どこで録音したかという情報とほぼ直結しています。この、レオン・ボエルマン(Léon Boëllmann, 1862-1897)のオルガン曲集は、スペインのアスコイティアにある聖マリア教会の、カヴァイエ=コル製のオルガンを使って録音しています。
演奏者は、ドイツ人オルガニストの、ヴィリバルド・グッゲンモス(Willibald Guggenmos, 1957-)です。
グッゲンモスは、アウグスブルグ音楽院を経てミュンヘン音楽大学でオルガンとピアノと指揮法を学んだ人で、録音時は、南ドイツのアルガウにある聖マルティン教会のオルガニストを務めていました。
ボエルマンはフランスのオルガニスト兼作曲家で、代表作は、このCDにも収録されているゴシック組曲です。
気の利いたオルガン名曲集のCDではこの組曲が入っていますが、その外の作品となると、チェロ・ソナタや交響的変奏曲が稀に見つかる程度だったように思います。
ボエルマンの作品は、あまり録音されないだけに、こうして《神秘なる時の韻詩》や第二組曲といった作品が聴けるのはありがたいことです。
作品として奥深い趣があるのは、韻詩集でしょう。
どれも長くて2分、短くて30秒くらいの曲の寄せ集めですが、作曲家の秘密のメロディ集を開陳しているようで、非常に聴き栄えがします。
そこで耳にできるハーモニーは、やはり調性音楽の枠からはみ出ませんが、ドビュッシーの音楽の到来を予告するような微妙な響きも含まれています。
演奏者は、ドイツ人オルガニストの、ヴィリバルド・グッゲンモス(Willibald Guggenmos, 1957-)です。
グッゲンモスは、アウグスブルグ音楽院を経てミュンヘン音楽大学でオルガンとピアノと指揮法を学んだ人で、録音時は、南ドイツのアルガウにある聖マルティン教会のオルガニストを務めていました。
ボエルマンはフランスのオルガニスト兼作曲家で、代表作は、このCDにも収録されているゴシック組曲です。
気の利いたオルガン名曲集のCDではこの組曲が入っていますが、その外の作品となると、チェロ・ソナタや交響的変奏曲が稀に見つかる程度だったように思います。
ボエルマンの作品は、あまり録音されないだけに、こうして《神秘なる時の韻詩》や第二組曲といった作品が聴けるのはありがたいことです。
作品として奥深い趣があるのは、韻詩集でしょう。
どれも長くて2分、短くて30秒くらいの曲の寄せ集めですが、作曲家の秘密のメロディ集を開陳しているようで、非常に聴き栄えがします。
そこで耳にできるハーモニーは、やはり調性音楽の枠からはみ出ませんが、ドビュッシーの音楽の到来を予告するような微妙な響きも含まれています。
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