1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
◈Igor Stravinsky: Histoire du soldat
Jean Cocteau (le lecteur)
Peter Ustinov (le diable)
Jean-Marie Fertey (le soldet)
Anne Tonietti (la princesse)
Peter Ustinov (le diable)
Jean-Marie Fertey (le soldet)
Anne Tonietti (la princesse)
Ensemble de Soliste
{Ulysse Delécluse (Cl), Henri Helaerts (Fg), Maurice André (Tr),
Charles Peschier (Perc.), Manoug Parikian (Vn), Joachim Gut (Cb)} / Igor Markevitch
Charles Peschier (Perc.), Manoug Parikian (Vn), Joachim Gut (Cb)} / Igor Markevitch
(Rec. 4-8 October 1962, Swiss)
フランスの詩人であるジャン・コクトー(Jean Cocteau, 1889-1963)を語り部に、俳優のペーター・ユスティノフ(Peter Ustinov, 1921-)とジャン=マリー・フェルテ(Jean-Marie Fertey)、女優のアンヌ・トニエッティ(Anne Tonietti)を、それぞれ悪魔役、兵士役、王女役に配したイーゴル・ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky, 1882-1971)の《兵士の物語》です。
この作品は、シャルル・フェルディナント・ラミューズ(Charles Ferdinand Ramus, 1878-1947)と共に作り上げた劇作品です。
1918年に完成したこの作品の筋書きは、ロシアの民話に基づいています。そのあらすじは以下のとおり。
兵士のジョセフが休暇を貰い、故郷に帰る途中に道端でヴァイオリンを弾いていると、老人に扮装した悪魔が近づいてきて、未来の相場を書いた本とヴァイオリンの交換を持ちかける。
ジョセフは本が読めないので、3日間でヴァイオリンの弾き方を教える代わりに、本の読み方を悪魔から習うことにする。
3日たって、ジョセフは本が読めるようになり、故郷に戻ってみたら、休暇を貰ってから3年の月日が流れており、ジョセフは死んだことになっていた。
ここで、ジョセフは自分に付きまとっていたのが悪魔だということを知る。
とりあえず、ジョセフは悪魔から渡された本を駆使して、大商人になったが、お金持ちになったところでどうも心が満たされない。
そこに悪魔が女商人に扮してやってきて、ヴァイオリンを返しに来るが、ヴァイオリンはもう鳴らなくなっていた。
ジョセフはヴァイオリンと悪魔の本を放り投げ、旅に出てしまう。
ジョセフはとある王国につき、その王国の王女様の病を治そうとする。
そのとき、またもや悪魔が現れるが、とりあえず悪魔を撃退し、王女様の病気を回復させる。
王女様を娶ったジョセフだったが、故郷が恋しくなり、悪魔の忠告も聞かず、王女と共にこの国を出ようとする。
そして、王女とこの国の領土から出たちょうどそのとき、ジョセフは悪魔に支配されてしまうのだった。
コクトーは、さすがに自分自身作家だっただけあって、元々黙役の王女に台詞を与えたり、前編と後編を繋げてまるで一幕の劇であるかのように見せかけるような演出をしたりしています。
この劇の伴奏を担当するアンサンブル・ド・ソリストのメンバーは、フランスの名トランペッターとして知られたモーリス・アンドレ(Maurice André, 1933-)、パリ音楽院の名教師として知られた名クラリネッティストのユリス・ドレクリューズ(Ulysse Delécluse, 1907-1995)、イギリス国籍のトルコ人でフィルハーモニア管弦楽団のコンサート・マスターだったマヌーグ・パリキアン(Manoug Parikian, 1920-1988)といった名手が座っており、ファゴットのアンリ・エラール(Henri Helaerts, 1907-2001)、パーカッションのシャルル・ペシエ(Charles Peschier)、コントラバスのヨアヒム・グート(Joachim Gut)らスイス・ロマンド管弦楽団の首席奏者たちが脇を固めています。
イーゴリ・マルケヴィチ(Igor Markevitch, 1912-1983)が、個性派ぞろいのアンサンブルをすっきりとまとめ、嫌味のない洗練された演奏を実現しています。
この作品は、シャルル・フェルディナント・ラミューズ(Charles Ferdinand Ramus, 1878-1947)と共に作り上げた劇作品です。
1918年に完成したこの作品の筋書きは、ロシアの民話に基づいています。そのあらすじは以下のとおり。
兵士のジョセフが休暇を貰い、故郷に帰る途中に道端でヴァイオリンを弾いていると、老人に扮装した悪魔が近づいてきて、未来の相場を書いた本とヴァイオリンの交換を持ちかける。
ジョセフは本が読めないので、3日間でヴァイオリンの弾き方を教える代わりに、本の読み方を悪魔から習うことにする。
3日たって、ジョセフは本が読めるようになり、故郷に戻ってみたら、休暇を貰ってから3年の月日が流れており、ジョセフは死んだことになっていた。
ここで、ジョセフは自分に付きまとっていたのが悪魔だということを知る。
とりあえず、ジョセフは悪魔から渡された本を駆使して、大商人になったが、お金持ちになったところでどうも心が満たされない。
そこに悪魔が女商人に扮してやってきて、ヴァイオリンを返しに来るが、ヴァイオリンはもう鳴らなくなっていた。
ジョセフはヴァイオリンと悪魔の本を放り投げ、旅に出てしまう。
ジョセフはとある王国につき、その王国の王女様の病を治そうとする。
そのとき、またもや悪魔が現れるが、とりあえず悪魔を撃退し、王女様の病気を回復させる。
王女様を娶ったジョセフだったが、故郷が恋しくなり、悪魔の忠告も聞かず、王女と共にこの国を出ようとする。
そして、王女とこの国の領土から出たちょうどそのとき、ジョセフは悪魔に支配されてしまうのだった。
コクトーは、さすがに自分自身作家だっただけあって、元々黙役の王女に台詞を与えたり、前編と後編を繋げてまるで一幕の劇であるかのように見せかけるような演出をしたりしています。
この劇の伴奏を担当するアンサンブル・ド・ソリストのメンバーは、フランスの名トランペッターとして知られたモーリス・アンドレ(Maurice André, 1933-)、パリ音楽院の名教師として知られた名クラリネッティストのユリス・ドレクリューズ(Ulysse Delécluse, 1907-1995)、イギリス国籍のトルコ人でフィルハーモニア管弦楽団のコンサート・マスターだったマヌーグ・パリキアン(Manoug Parikian, 1920-1988)といった名手が座っており、ファゴットのアンリ・エラール(Henri Helaerts, 1907-2001)、パーカッションのシャルル・ペシエ(Charles Peschier)、コントラバスのヨアヒム・グート(Joachim Gut)らスイス・ロマンド管弦楽団の首席奏者たちが脇を固めています。
イーゴリ・マルケヴィチ(Igor Markevitch, 1912-1983)が、個性派ぞろいのアンサンブルをすっきりとまとめ、嫌味のない洗練された演奏を実現しています。
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