1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
◈Gioacchino Rossini: Andante con Variazioni in F major
◈Friedrich Wilhelm Rust: Sonata in A major, for oboe and harp
◈Robert Nicolas Charles Bochsa: Nocturne in F major, op.50-2
Heinz Holliger (Ob)
Ursula Holliger (Hp)
Ursula Holliger (Hp)
(Rec. December 1968)
◈Carl Philipp Emanuel Bach: Solo in G minor, Wq.135 for oboe and continuoHeinz Holliger (Ob)
Ursula Holliger (Hp)
Rama Jucker (Vc)
Ursula Holliger (Hp)
Rama Jucker (Vc)
(Rec. December 1968)
◈Carl Philipp Emanuel Bach: Solo in G major, Wq.139 for harpUrsula Holliger (Hp)
(Rec. December 1968)
ハインツ・ホリガー(Heinz Holliger, 1939-)とウルスラ・ホリガー(Ursula Holliger, 1937-)はおしどり夫婦として知られています。
ハインツのほうは、オーボイストであり、指揮者であり、作曲家として有名ですが、ウルスラのほうも指折りのハーピストです。
このCDでは、ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini,1792-1868)の《アンダンテと変奏曲》、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(Friedrich Wilhelm Rust, 1739-1796)のイ長調のソナタ、ロベール・ニコラス・シャルル・ボクサ(Robert Nicolas Charles Bochsa, 1789-1856)の夜想曲、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach, 1714-1788)()のト短調のソロとト長調のソロが収録されています。
C.P.E.バッハのト短調のソロでは、ホリガー夫妻と同じくスイス人のチェリストであるラーマ・ユッケル(Rama Jucker, 1935-)が通奏低音として参加しています。
おそらくはホリガー夫妻の共演レコードを作るという趣旨でプログラミングされた演目でしょうが、18~19世紀のオーボエ&ハープの作品をかき集めるのには相当苦労したようで、ロッシーニ作品はフルートのパートをオーボエで読み替え、ルストの作品はヴァイオリンのパートをオーボエで演奏しています。
そもそもオーボエとハープの組み合わせの作品は、18~19世紀でも稀だったのかもしれません。
原曲どおりの編成で演奏されているのは、ボクサとC.Ph.E.バッハの作品だけです。(そのボクサの作品も、クラリネットの代用としてオーボエが使用を許可されている程度。)
H.ホリガーは明晰な音色で、まるで彫刻家のように曲を彫琢していき、ロッシーニ作品やボクサの作品などでは、作曲者の才能の豊かさを知らしめてくれます。
U.ホリガーは、柔和で典雅な音色で夫の音色をコーディングし、ただ厳格なだけではない人間味豊かな演奏を演出しています。
ハインツのほうは、オーボイストであり、指揮者であり、作曲家として有名ですが、ウルスラのほうも指折りのハーピストです。
このCDでは、ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini,1792-1868)の《アンダンテと変奏曲》、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(Friedrich Wilhelm Rust, 1739-1796)のイ長調のソナタ、ロベール・ニコラス・シャルル・ボクサ(Robert Nicolas Charles Bochsa, 1789-1856)の夜想曲、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach, 1714-1788)()のト短調のソロとト長調のソロが収録されています。
C.P.E.バッハのト短調のソロでは、ホリガー夫妻と同じくスイス人のチェリストであるラーマ・ユッケル(Rama Jucker, 1935-)が通奏低音として参加しています。
おそらくはホリガー夫妻の共演レコードを作るという趣旨でプログラミングされた演目でしょうが、18~19世紀のオーボエ&ハープの作品をかき集めるのには相当苦労したようで、ロッシーニ作品はフルートのパートをオーボエで読み替え、ルストの作品はヴァイオリンのパートをオーボエで演奏しています。
そもそもオーボエとハープの組み合わせの作品は、18~19世紀でも稀だったのかもしれません。
原曲どおりの編成で演奏されているのは、ボクサとC.Ph.E.バッハの作品だけです。(そのボクサの作品も、クラリネットの代用としてオーボエが使用を許可されている程度。)
H.ホリガーは明晰な音色で、まるで彫刻家のように曲を彫琢していき、ロッシーニ作品やボクサの作品などでは、作曲者の才能の豊かさを知らしめてくれます。
U.ホリガーは、柔和で典雅な音色で夫の音色をコーディングし、ただ厳格なだけではない人間味豊かな演奏を演出しています。
PR
Comment
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
Clock
ブログ内検索
カウンター
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
プロフィール
HN:
(´π`)
性別:
男性
自己紹介:
・・・。
カテゴリー
最新CM
[06/29 (^▽^)]
[06/16 ある晩のヴぇる君。]
[06/07 はじめまして]
[05/30 ある晩のヴぇる君。]
[05/29 ある晩のヴぇる君。]
最新TB
最新記事
(12/22)
(12/20)
(12/13)
(12/12)
(12/11)
アーカイブ
最古記事
(03/17)
(03/18)
(03/19)
(03/20)
(03/21)
地球儀もどき