1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
◈Joseph Haydn: Symphony No.88 in G major, Hob.I-88
Danish Radio Symphony Orchestra / Fritz Busch
(Rec. 4 & 7 November 1949)
◈Joseph Haydn: Sinfonia Concertante in B flat major, Hob.I-105Waldemar Wolsing(Ob)
Carl Bloch (Fg)
Leo Hansen (Vn)
Alberto Medici (Vc)
Carl Bloch (Fg)
Leo Hansen (Vn)
Alberto Medici (Vc)
Danish Radio Symphony Orchestra / Fritz Busch
(Rec. 26 & 27 January 1951)
◈Wolfgang Amadeus Mozart: Serenade for Strings No.13 in G major, K525 'Eine Kleine Nachtmusik'Danish Radio Symphony Orchestra / Fritz Busch
(Rec. 10 October 1948)
◈Wolfgang Amadeus Mozart: Symphony No.36 in C major, K425 'Linz'Danish Radio Symphony Orchestra / Fritz Busch
(Rec. 7 November 1949)
フリッツ・ブッシュ(Fritz Busch, 1890-1951)は、ド イツの指揮者ですが、1930年代にはナチスの台頭を嫌ってドイツを離れ、イギリスのグラインドボーン音楽祭の音楽監督をしたり、ストックホルム・フィル ハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任したり、デンマーク放送交響楽団の首席指揮者を務めたりと、ドイツ以外の国で演奏活動を展開した人でした。
デンマーク放送交響楽団とのつながりは1937年からで、ニコライ・マルコの後任として首席指揮者に着任し、このオーケストラをヨーロッパ有数のオーケストラに鍛え上げています。
本CDでは、ヨーゼフ・ハイドン(Joseph Haydn, 1732-1809)の交響曲第88番と協奏交響曲、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791)のセレナード第13番《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》と交響曲第36番《リンツ》を収録しています。
ハイドンの交響曲第88番は「V字」という愛称がつけられていますが、これはハイドンの生前にロンドンの出版社がハイドンの交響曲集を出版した際に、番号 の代わりにアルファベットをつけて出版し、たまたまこの曲が「V」の字の曲だったことに由来しており、曲の内容とは一切関係がありません。
ブッシュ指揮するデンマーク放送交響楽団の演奏は、ドスンドスンと重たい音をぶつけてきますが、そのフットワークは意外と軽く、ハイドンの第88番の交響曲の第4楽章など、緻密なアンサンブルで一気に聴かせます。
ブッシュが亡くなる年に録音された協奏交響曲は、仲睦まじげなソロ(恐らくオーケストラの首席奏者たち)とオーケストラの対話が心地よく、典雅な気分に浸らせてくれます。
モーツァルトの《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》は、弦の音色に耳を側立たせるほどの魅力はまだありませんが、よく揃ったアンサンブルで決然と演奏しており、ブッシュのリーダー・シップの確かさを窺い知ることができます。
《リンツ》交響曲は、スリリングなテンポ設定で一気呵成に演奏していますが、アンサンブルが崩壊することはなく、意外と細かなところまでニュアンスがつけられています。第2楽章では、気品のあるアダージョを奏でており、なかなかウットリさせられる演奏でした。
デンマーク放送交響楽団とのつながりは1937年からで、ニコライ・マルコの後任として首席指揮者に着任し、このオーケストラをヨーロッパ有数のオーケストラに鍛え上げています。
本CDでは、ヨーゼフ・ハイドン(Joseph Haydn, 1732-1809)の交響曲第88番と協奏交響曲、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791)のセレナード第13番《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》と交響曲第36番《リンツ》を収録しています。
ハイドンの交響曲第88番は「V字」という愛称がつけられていますが、これはハイドンの生前にロンドンの出版社がハイドンの交響曲集を出版した際に、番号 の代わりにアルファベットをつけて出版し、たまたまこの曲が「V」の字の曲だったことに由来しており、曲の内容とは一切関係がありません。
ブッシュ指揮するデンマーク放送交響楽団の演奏は、ドスンドスンと重たい音をぶつけてきますが、そのフットワークは意外と軽く、ハイドンの第88番の交響曲の第4楽章など、緻密なアンサンブルで一気に聴かせます。
ブッシュが亡くなる年に録音された協奏交響曲は、仲睦まじげなソロ(恐らくオーケストラの首席奏者たち)とオーケストラの対話が心地よく、典雅な気分に浸らせてくれます。
モーツァルトの《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》は、弦の音色に耳を側立たせるほどの魅力はまだありませんが、よく揃ったアンサンブルで決然と演奏しており、ブッシュのリーダー・シップの確かさを窺い知ることができます。
《リンツ》交響曲は、スリリングなテンポ設定で一気呵成に演奏していますが、アンサンブルが崩壊することはなく、意外と細かなところまでニュアンスがつけられています。第2楽章では、気品のあるアダージョを奏でており、なかなかウットリさせられる演奏でした。
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