1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
CD1:
◈Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No.5 in E flat major, op.73 "Emperor"
Friedrich Gulda (Pf)
Wiener Philharmoniker / Horst Stein
(Rec. June 1970, Vienna)
◈Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No.4 in G major, op.58Friedrich Gulda (Pf)
Wiener Philharmoniker / Horst Stein
(Rec. January 1971, Vienna)
CD2:
◈Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No.3 in C minor
◈Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No.1 in C major, op.15
Friedrich Gulda (Pf)
Wiener Philharmoniker / Horst Stein
(Rec. June 1970, Vienna)
CD3:
◈Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No.2 in B flat major, op.19
Friedrich Gulda (Pf)
Wiener Philharmoniker / Horst Stein
(Rec. January 1971, Vienna)
◈Luigi Cherubini: Requiem in D minorChorale du Brassus
Chœurs de la Radio Suisse Romande
Pro Arte de Lausanne (Chorus master: André Charlet)
Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
Chœurs de la Radio Suisse Romande
Pro Arte de Lausanne (Chorus master: André Charlet)
Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec.December 1979, Geneva)
CD4:
◈Richard Wagner: "Der Fliegende Holländer" - Overture
◈Richard Wagner: "Lohengrin" - Prelude to Act 1
◈Richard Wagner: "Lohengrin" - Prelude to Act 3
◈Richard Wagner: "Die Meistersinger von Nürmberg" - Prelude to Act 1
◈Richard Wagner: "Tristan and Isolde" - Vorspiel & Isoldes Liebestod
Wiener Pilharmoniker / Horst Stein
(Rec. May & June 1973, Vienna)
◈Carl Maria von Weber: Symphony No.1 in C major, op.19Wiener Hilharmoniker / Horst Stein
(Rec. October 1977, Vienna)
CD5:
◈Anton Bruckner: Symphony No.2 in C minor (ed. Haas 1872 version)
Wiener Philharmoniker / Horst Stein
(Rec. November 1973, Vienna)
◈Carl Maria von Weber: "Euryante" - OvertureWiener Philharmoniker / Horst Stein
(Rec.October 1977, Vienna)
CD6:◈Anton Bruckner: Symphony No.6 in A major (edit. Leopold Nowak)
Wiener Philharmoniker / Horst Stein
(Rec. November1973, Vienna)
◈Carl Maria von Weber: Beherrsher de Geister, op.27◈Carl Maria von Weber: "Abu Hassan" - Overture
◈Carl Maria von Weber: (arr. Hector Berlioz): Invitation to the Dance, op.65
Wiener Philharmoniker / Horst Stein
(Rec.October 1977, Vienna)
CD7:
◈Jean Sibelius: Symphony No.2 in D major, op.43
Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec. October 1981, Geneva)
◈Jean Sibelius: Pohjola's Daughter, op.49Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec. June 1971, Geneva)
◈Jean Sibelius: Tempest, Suite No.1, op.109-2Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec. June - July 1978, Geneva)
CD8:
◈Jean Sibelius: Lemminkäinen
Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec. January 1980, Geneva)
◈Jean Sibelius: Tempest - Overture, op.109-1Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec. June - July 1978, Geneva)
◈Jean Sibelius: En Saga, op.9◈Jean Sibelius: Night-Ride and Sunrise
Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec. June 1971, Geneva)
CD9:
◈Jean Sibelius: Pelléas et Mélisande, op.46
Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec. June - July 1978, Geneva)
◈Jean Sibelius: FinlandiaOrchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec.June 1971, Geneva)
◈Serge Prokofiev: Violin Concerto No.1 in D major, op.19◈Alexander Glazunov: Violin Concerto in A minor, op.82
Josef Sivó (Vn)
Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec. June 1971, Geneva)
CD10:
◈Hugo Wolf: Penthesilea
◈Hugo Wolf (arr. Hans Gál): OrchestraSuite from "Der Corregidor"
Orchestre de la Suisse Romande / Horst Stein
(Rec. November 1980, Geneva)
今年亡くなったドイツの指揮者、ホルスト・シュタイン(Horst Stein, 1928-2008)の追悼企画のCDセットで、デッカ・レーベルに遺した商業録音をほぼ全て網羅しております。
収録されている演目は、大まかに以下のとおりです。
★ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
★ルイジ・ケルビーニ:レクイエム ニ短調
★リヒャルト・ヴァーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》序曲
★リヒャルト・ヴァーグナー:歌劇《ローエングリン》第1幕への前奏曲
★リヒャルト・ヴァーグナー:歌劇《ローエングリン》第3幕への前奏曲
★リヒャルト・ヴァーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
★リヒャルト・ヴァーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》前奏曲と愛の死
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー:交響曲 第1番 ハ長調 op.19
★アントン・ブルックナー:交響曲 第2番 ハ短調 (ハース版)
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー:歌劇《オイリュアンテ》序曲
★アントン・ブルックナー:交響曲 第6番 イ長調 (ノヴァーク版)
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー:精霊の王 op.27
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー:歌劇《アブ・ハッサン》序曲
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー (ヘクトル・ベルリオーズ 編):舞踏への勧誘 op.65
★ジャン・シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 op.43
★ジャン・シベリウス:交響詩《ポヒョラの娘》 op.49
★ジャン・シベリウス:《テンペスト》 組曲 第1番 op.109-2
★ジャン・シベリウス:レミンカイネンop.22
★ジャン・シベリウス:《テンペスト》序曲op.109-1
★ジャン・シベリウス:交響詩《エン・サガ》 op.9
★ジャン・シベリウス:交響詩《夜の騎行と日の出》op.55
★ジャン・シベリウス:組曲《ペレアスとメリザンド》 op.46
★ジャン・シベリウス:交響詩《フィンランディア》
★セルゲイ・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 op.19
★アレクサンドル・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調
★フーゴー・ヴォルフ:交響詩《ペンテジレア》
★フーゴー・ヴォルフ (ハンス・ガル 編):歌劇《お代官様》からの管弦楽組曲」
フリードリヒ・グルダ(Friedrich Gulda, 1930-2000)と共演したベートーヴェン(Ludwig van Beethoven, 1770-1827)のピアノ協奏曲全集は、グルダの軽妙な演奏もさることながら、ドイツ・オーストリア産の音楽に強みを発揮したシュタインの名伴奏振りが話題になった名盤です。
この伴奏で聴かせたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に対するコントロールの確かさは、ヴェーバー(Carl Maria von Weber, 1786-1826)やヴ-ァーグナー(Richard Wagner, 1813-1883)、ブルックナー(Anton Bruckner, 1824-1896)のオーケストラ作品でも十二分に堪能できます。
特にヴァーグナーの音楽は、シュタイン自身バイロイト音楽祭からお声がかかるほどのスペシャリストでもあり、自信に満ちた解釈で堂々たる演奏を展開しています。
ブルックナーの交響曲でも、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の馥郁たる響きを生かして、頭でっかちではない魅力的な演奏を展開しています。
スイス・ロマンド管弦楽団を起用して録音された、一連のシベリウス(Jean Sibelius, 1865-1957)やヴォルフ(Hugo Wolf, 1860-1903)の作品でも、ウィーン・フィルハーモニーとのセッションに位負けしない、充実した演奏を聴かせます。特にシベリウスの交響曲第2番の演奏は出色の出来で、豪快にオーケストラをドライヴする快感をしっかりと耳に焼き付けてくれます。
ケルビーニ(Luigi Cherubini, 1760-1842)のレクイエムは、オーケストラの盛り上げ方が大変うまく、オペラでの演奏でも一家言持っていたことを思い出させてくれますが、肝心の合唱のアンサンブルの透明度が高くないのが残念。
ヨーゼフ・シヴォー(Josef Sivó, 1931-2007)をソリストに迎えたグラズノフ(Alexander Glazunov, 1865-1936)とプロコフィエフ(Serge Prokofiev, 1891-1953)のヴァイオリン協奏曲でも、緻密で重厚な伴奏で、安定感のある演奏をサポートしています。
シヴォーは、ハンガリー出身のヴァイオリニストで、1956年に開催された「プラハの春」のコンクールのヴァイオリン部門で3位入賞を果たし、1959年のパガニーニ国際コンクールで6位入賞を果たしたという実力の持ち主です。1960年代にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート・マスターもやったことがあり、ウィーン国立音楽院の教授も務めています。
デリケートな美音で幻想的に演奏するプロコフィエフ作品の両端楽章が特に聴きもので、この演奏が今までCD化もされず放置されていたというのがなんとも不可解なくらい充実した演奏です。
グラズノフのほうは、技術面ではほぼ問題なく難所をクリアしていますが、曲想に対するはじけっぷりがいまいち足りない気がします。
収録されている演目は、大まかに以下のとおりです。
★ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
フリードリヒ・グルダ(Pf)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ホルスト・シュタイン
★ルイジ・ケルビーニ:レクイエム ニ短調
ブラッシュ合唱団
スイス・ロマンド放送合唱団
ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団 (合唱指揮:アンドレ・シャルレ)
スイス・ロマンド管弦楽団/ホルスト・シュタイン
スイス・ロマンド放送合唱団
ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団 (合唱指揮:アンドレ・シャルレ)
スイス・ロマンド管弦楽団/ホルスト・シュタイン
★リヒャルト・ヴァーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》序曲
★リヒャルト・ヴァーグナー:歌劇《ローエングリン》第1幕への前奏曲
★リヒャルト・ヴァーグナー:歌劇《ローエングリン》第3幕への前奏曲
★リヒャルト・ヴァーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
★リヒャルト・ヴァーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》前奏曲と愛の死
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー:交響曲 第1番 ハ長調 op.19
★アントン・ブルックナー:交響曲 第2番 ハ短調 (ハース版)
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー:歌劇《オイリュアンテ》序曲
★アントン・ブルックナー:交響曲 第6番 イ長調 (ノヴァーク版)
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー:精霊の王 op.27
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー:歌劇《アブ・ハッサン》序曲
★カール・マリア・フォン・ヴェーバー (ヘクトル・ベルリオーズ 編):舞踏への勧誘 op.65
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ホルスト・シュタイン
★ジャン・シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 op.43
★ジャン・シベリウス:交響詩《ポヒョラの娘》 op.49
★ジャン・シベリウス:《テンペスト》 組曲 第1番 op.109-2
★ジャン・シベリウス:レミンカイネンop.22
★ジャン・シベリウス:《テンペスト》序曲op.109-1
★ジャン・シベリウス:交響詩《エン・サガ》 op.9
★ジャン・シベリウス:交響詩《夜の騎行と日の出》op.55
★ジャン・シベリウス:組曲《ペレアスとメリザンド》 op.46
★ジャン・シベリウス:交響詩《フィンランディア》
スイス・ロマンド管弦楽団/ホルスト・シュタイン
★セルゲイ・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 op.19
★アレクサンドル・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調
ヨーゼフ・シヴォー(Vn)
スイス・ロマンド管弦楽団/ホルスト・シュタイン
★フーゴー・ヴォルフ:交響詩《ペンテジレア》
★フーゴー・ヴォルフ (ハンス・ガル 編):歌劇《お代官様》からの管弦楽組曲」
スイス・ロマンド管弦楽団/ホルスト・シュタイン
フリードリヒ・グルダ(Friedrich Gulda, 1930-2000)と共演したベートーヴェン(Ludwig van Beethoven, 1770-1827)のピアノ協奏曲全集は、グルダの軽妙な演奏もさることながら、ドイツ・オーストリア産の音楽に強みを発揮したシュタインの名伴奏振りが話題になった名盤です。
この伴奏で聴かせたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に対するコントロールの確かさは、ヴェーバー(Carl Maria von Weber, 1786-1826)やヴ-ァーグナー(Richard Wagner, 1813-1883)、ブルックナー(Anton Bruckner, 1824-1896)のオーケストラ作品でも十二分に堪能できます。
特にヴァーグナーの音楽は、シュタイン自身バイロイト音楽祭からお声がかかるほどのスペシャリストでもあり、自信に満ちた解釈で堂々たる演奏を展開しています。
ブルックナーの交響曲でも、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の馥郁たる響きを生かして、頭でっかちではない魅力的な演奏を展開しています。
スイス・ロマンド管弦楽団を起用して録音された、一連のシベリウス(Jean Sibelius, 1865-1957)やヴォルフ(Hugo Wolf, 1860-1903)の作品でも、ウィーン・フィルハーモニーとのセッションに位負けしない、充実した演奏を聴かせます。特にシベリウスの交響曲第2番の演奏は出色の出来で、豪快にオーケストラをドライヴする快感をしっかりと耳に焼き付けてくれます。
ケルビーニ(Luigi Cherubini, 1760-1842)のレクイエムは、オーケストラの盛り上げ方が大変うまく、オペラでの演奏でも一家言持っていたことを思い出させてくれますが、肝心の合唱のアンサンブルの透明度が高くないのが残念。
ヨーゼフ・シヴォー(Josef Sivó, 1931-2007)をソリストに迎えたグラズノフ(Alexander Glazunov, 1865-1936)とプロコフィエフ(Serge Prokofiev, 1891-1953)のヴァイオリン協奏曲でも、緻密で重厚な伴奏で、安定感のある演奏をサポートしています。
シヴォーは、ハンガリー出身のヴァイオリニストで、1956年に開催された「プラハの春」のコンクールのヴァイオリン部門で3位入賞を果たし、1959年のパガニーニ国際コンクールで6位入賞を果たしたという実力の持ち主です。1960年代にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート・マスターもやったことがあり、ウィーン国立音楽院の教授も務めています。
デリケートな美音で幻想的に演奏するプロコフィエフ作品の両端楽章が特に聴きもので、この演奏が今までCD化もされず放置されていたというのがなんとも不可解なくらい充実した演奏です。
グラズノフのほうは、技術面ではほぼ問題なく難所をクリアしていますが、曲想に対するはじけっぷりがいまいち足りない気がします。
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