1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
◈Ferenc Liszt: Requiem
Alfonz Bartha (T)
Sándor Palcsó (T)
Zsolt Bende (Br)
Péter Kovács (Bs)
Hungarian Army Male Chorus (Chorus master: István Kis) / János Ferencsik
Sándor Margittay (Org)
Sándor Palcsó (T)
Zsolt Bende (Br)
Péter Kovács (Bs)
Hungarian Army Male Chorus (Chorus master: István Kis) / János Ferencsik
Sándor Margittay (Org)
(Rec. Unknown)
フランツ・リスト(Franz Liszt, 1811-1886)は、本CDでは、フェレンツ・リスト(Ferenc Liszt)と表記されているように、ハンガリー出身の作曲家です。彼は、ヨーロッパ各国を飛び回った高名なピアニストであり、膨大な数のピアノ曲を残しています。そんな彼は、1861年からは僧籍を取得し、いくつかの宗教曲も手がけています。本CDに収録されているレクイエムは、1868年の作品であり、一連のリストの宗教音楽の最後の作品に位置づけられます。
リストのレクイエムは、テノール独唱2人とバリトン歌手とバス歌手が各1人、男声合唱とオルガンで演奏されます。ラテン語の典礼文に従い、〈常しえの安息を〉(Requiem aeternam)、〈怒りの日〉(Dies Irae)、〈奉献唱〉(Offertorium)、〈聖なるかな〉(Sanctus)、〈神の子羊〉(Agnus Dei)、〈リベラ・メ〉(Libera me)の6曲からなります。〈怒りの日〉や〈聖なるかな〉などでは、部分的に金管合奏が適宜加わります。また、最後の〈リベラ・メ〉は1871年に書き加えられたもので、1868年に作曲されたときには、〈神の子羊〉までの5曲構成でした。
このCDのキャストは、
アルフォンツ・バルタ (T)
シャーンドル・パルチョー (T)
ジョルト・ベンデ (Br)
ペーター・コヴァーチュ (Bs)
ハンガリー軍男声合唱団(合唱指揮:イシュトヴァーン・キス)/ヤーノシュ・フェレンチク
シャーンドル・マルギッタイ (Org)
となっております。本録音の初出は1966年とのことなので、1966年以前に録音されたもののようです。
バルタ(Alfonz Bartha, 1929-)、パルチョー(Sándor Palcsó, 1929-)、ベンデ(Zsolt Bende)、コヴァーチュ(Péter Kovács)はハンガリーを代表する歌手たちとのこと。ハンガリー軍の合唱団の先唱として、実に美しい声のアンサンブルを聞かせてくれます。
統括指揮を担当するフェレンチク(János Ferencsik, 1907-1984)は、ハンガリー国立交響楽団の首席指揮者として戦後ハンガリーの音楽業界を支えた、ハンガリーを代表する名指揮者の一人です。ハンガリー国内を活動本拠としたため、同僚や後輩格の指揮者と比べて地味な印象ですが、そのタクトの堅実さから、駄演の少ない指揮者です。
このCDでは、マルギッタイ(Sándor Margittay)のオルガンを従えながら、ハンガリー軍の合唱団を自分の手足のように操り、声楽のみの交響曲のような緻密な演奏を実現しています。
ただ、リストのレクイエムは、その作品自体に、あまり敬虔さが感じられず、こればかりは、フェレンチクの腕をもってしてもどうにもならなかったようです。
リストのレクイエムは、テノール独唱2人とバリトン歌手とバス歌手が各1人、男声合唱とオルガンで演奏されます。ラテン語の典礼文に従い、〈常しえの安息を〉(Requiem aeternam)、〈怒りの日〉(Dies Irae)、〈奉献唱〉(Offertorium)、〈聖なるかな〉(Sanctus)、〈神の子羊〉(Agnus Dei)、〈リベラ・メ〉(Libera me)の6曲からなります。〈怒りの日〉や〈聖なるかな〉などでは、部分的に金管合奏が適宜加わります。また、最後の〈リベラ・メ〉は1871年に書き加えられたもので、1868年に作曲されたときには、〈神の子羊〉までの5曲構成でした。
このCDのキャストは、
アルフォンツ・バルタ (T)
シャーンドル・パルチョー (T)
ジョルト・ベンデ (Br)
ペーター・コヴァーチュ (Bs)
ハンガリー軍男声合唱団(合唱指揮:イシュトヴァーン・キス)/ヤーノシュ・フェレンチク
シャーンドル・マルギッタイ (Org)
となっております。本録音の初出は1966年とのことなので、1966年以前に録音されたもののようです。
バルタ(Alfonz Bartha, 1929-)、パルチョー(Sándor Palcsó, 1929-)、ベンデ(Zsolt Bende)、コヴァーチュ(Péter Kovács)はハンガリーを代表する歌手たちとのこと。ハンガリー軍の合唱団の先唱として、実に美しい声のアンサンブルを聞かせてくれます。
統括指揮を担当するフェレンチク(János Ferencsik, 1907-1984)は、ハンガリー国立交響楽団の首席指揮者として戦後ハンガリーの音楽業界を支えた、ハンガリーを代表する名指揮者の一人です。ハンガリー国内を活動本拠としたため、同僚や後輩格の指揮者と比べて地味な印象ですが、そのタクトの堅実さから、駄演の少ない指揮者です。
このCDでは、マルギッタイ(Sándor Margittay)のオルガンを従えながら、ハンガリー軍の合唱団を自分の手足のように操り、声楽のみの交響曲のような緻密な演奏を実現しています。
ただ、リストのレクイエムは、その作品自体に、あまり敬虔さが感じられず、こればかりは、フェレンチクの腕をもってしてもどうにもならなかったようです。
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