1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
CD1:
◈Carl Nielsen: Symphony No.1 in G minor, op.7
◈Carl Nielsen: Symphony No.2, op.16 "The Four Temperaments"
London Symphony Orchestra / Ole Schmidt
(Rec. 7 June 1956, Denmark's Radio Studio 1)
CD2:
◈Carl Nielsen: Symphony No.3, op.27 "Sinfonia espansiva"
London Symphony Orchestra / Ole Schmidt
Jill Gomez (S), Brian Rayner Cook (Br)
(Rec. 1974)
◈Carl Nielsen: Symphony No.6 "Sinfonia Semplice"London Symphony Orchestra / Ole Schmidt
(Rec. 1974)
CD3:
◈Carl Nielsen: Symphony No.4, op.29 "The Inextinguishable"
◈Carl Nielsen: Symphony No.5, op.50
London Symphony Orchestra / Ole Schmidt
(Rec. 1974)
ユニコーンというイギリスのレーベルに録音された、オレ・シュミット(Ole Schmidt, 1928-)によるカール・ニールセン(Carl Nielsen, 1865-1931)の交響曲全集です。
この全集は、なかなか手に入れられず、涙を飲んだ人も多かったのですが、今ではイギリスのRegisというレーベルが、販売のライセンスを取得して、格安で手に入れられます。なお、品番のRRC-3002は、まとめて全集を買う際の品番で、CD1枚目と2枚目がRRC2046という2枚組で発売され、3枚目のCDはRRC1036という品番で発売されていました。
交響曲第3番の第2楽章では、スペイン人ソプラノ歌手のジル・ゴメス(Jill Gomez, 1942-)と、イギリス人バリトン歌手のブライアン・ライナー・クック(Brian Rayner Cook)が加わっていますが、本CDには名前がクレジットされていません。おそらく、ニールセンの交響曲に声楽の加わる作品があることを、Regisは見逃してしまったようです。
ニールセンの交響曲全集の曲については、既にDanacordから発売されているCDの紹介で記したので、ここでは繰り返しません。
シュミットは、ニールセンと同じデンマーク人で、本職は作曲家ですが、指揮者としての彼は、アルベール・ヴォルフ、ラファエル・クーベリック、セルジュ・チェリビダッケらの薫陶を受けています。
チェリビダッケにみっちりしごかれた人だけあって、オーケストラのコントロールは的確です。
ロンドン交響楽団も、アンドレ・プレヴィンが首席指揮者となり、黄金時代を築き上げていたころにあたり、非常に反応のいい演奏を繰り広げています。交響曲第6番のようなすっとぼけた曲でも、密度の濃いアンサンブルで隙がありません。
初期のヒロイックな交響曲では雄渾な演奏で、作品の真価を真正面から問うています。
どの演奏も大変充実しており、オーケストラの技量にも問題がないため、名盤として、入手困難になっても、再発売を切望されたのだろうと思います。
この全集は、なかなか手に入れられず、涙を飲んだ人も多かったのですが、今ではイギリスのRegisというレーベルが、販売のライセンスを取得して、格安で手に入れられます。なお、品番のRRC-3002は、まとめて全集を買う際の品番で、CD1枚目と2枚目がRRC2046という2枚組で発売され、3枚目のCDはRRC1036という品番で発売されていました。
交響曲第3番の第2楽章では、スペイン人ソプラノ歌手のジル・ゴメス(Jill Gomez, 1942-)と、イギリス人バリトン歌手のブライアン・ライナー・クック(Brian Rayner Cook)が加わっていますが、本CDには名前がクレジットされていません。おそらく、ニールセンの交響曲に声楽の加わる作品があることを、Regisは見逃してしまったようです。
ニールセンの交響曲全集の曲については、既にDanacordから発売されているCDの紹介で記したので、ここでは繰り返しません。
シュミットは、ニールセンと同じデンマーク人で、本職は作曲家ですが、指揮者としての彼は、アルベール・ヴォルフ、ラファエル・クーベリック、セルジュ・チェリビダッケらの薫陶を受けています。
チェリビダッケにみっちりしごかれた人だけあって、オーケストラのコントロールは的確です。
ロンドン交響楽団も、アンドレ・プレヴィンが首席指揮者となり、黄金時代を築き上げていたころにあたり、非常に反応のいい演奏を繰り広げています。交響曲第6番のようなすっとぼけた曲でも、密度の濃いアンサンブルで隙がありません。
初期のヒロイックな交響曲では雄渾な演奏で、作品の真価を真正面から問うています。
どの演奏も大変充実しており、オーケストラの技量にも問題がないため、名盤として、入手困難になっても、再発売を切望されたのだろうと思います。
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