1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
◈Wolfgang Amadeus Mozart: Laudate Dominum - Vesprae de Dominica in C major, K321
Agnes Giebel (S)
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
(Rec. c.1966)
◈Wolfgang Amadeus Mozart: Regina coeli in B flat major, K127Agnes Giebel (S)
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Akademie Kammerchor (Chorus master: Hans Gillesberger)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Akademie Kammerchor (Chorus master: Hans Gillesberger)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
(Rec. c.1966)
◈Wolfgang Amadeus Mozart: rezitativ und Arie "Ergo interest - Quaere superna", K143Agnes Giebel (S)
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
(Rec. c.1966)
◈Wolfgang Amadeus Mozart: Laudate Dominum - Vesprae de Dominica in C major, K339Agnes Giebel (S)
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Akademie Kammerchor (Chorus master: Hans Gillesberger)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Akademie Kammerchor (Chorus master: Hans Gillesberger)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
(Rec. c.1966)
◈Wolfgang Amadeus Mozart: Motette "Exsultate Kubilate", K165Agnes Giebel (S)
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
(Rec. c.1966)
◈Wolfgang Amadeus Mozart: Offetorium "Sub tuum praesidium", K198Agnes Giebel (S)
Bert van T'Hoff (T)
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Akademie Kammerchor (Chorus master: Hans Gillesberger)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
Bert van T'Hoff (T)
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Akademie Kammerchor (Chorus master: Hans Gillesberger)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
(Rec. c.1966)
◈Wolfgang Amadeus Mozart: Motette "Ave verum corpus", K618Wiener Akademie Kammerchor (Chorus master: Hans Gillesberger)
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
Herbert Tachezi (Org)
Joseph Nebois (Org)
Wiener Symphoniker / Peter Ronnefeld
(Rec. c.1966)
オランダのソプラノ歌手であるアグネス・ギーベル(Agnes Giebel, 1921-)の歌う、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791)の宗教音楽を中心としたアルバムです。
伴奏は、ペーター・ロンネフェルト(Peter Ronnefeld, 1935-1965)の指揮するウィーン交響楽団が中心になって行っています。
オルガンのパートは、ヘルベルト・タヘツィ(Herbert Tachezi, 1930-)とヨーゼフ・ネボア(Joseph Nebois)の2人の名前がクレジットされていますが、多分ほとんどのオルガンのパートをタヘツィが担当しているのではないかと思います。
また、合唱はハンス・ギレスベルガー(Hans Gillesberger, 1929-1986)率いるウィーン・アカデミー室内合唱団が脇を固めています。
演目は、以下のとおりです。
・ラウダーテ・ドミヌム~主日のための晩課 K321
・レジナ・チェリ K127
・レチタティーヴォとアリア《それゆえに大切なことは、高きを求めて》 K143
・ラウダーテ・ドミヌム~荘厳晩課 K339
・モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》 K165
・オッフェトリウム《主の御加護のもとに》 K198
・モテット《アヴェ・ヴェルム・コルプス》 K618
K198のオッフェトリウムでは、オランダ人テノール歌手のベルト・ヴァン・トホフ(Bert van T'Hoff)がギーベルと競演しています。
ラウダーテ・ドミヌム(主をたたえよ)が抽出された2つの晩課は、1779年から翌年にかけて書かれた宗教音楽です。いつ初演され、何のために作ったのかはよくわかっていませんが、ウィーンに旅立った後も、父のレオポルトに楽譜を送ってほしい旨の手紙を書いており、モーツァルトとしても愛着を持っていたようです。
レジナ・チェリ(天の元后)は、1772年の5月に作曲された作品で、ソプラノのパートが技巧的に作られています。一説によると、当時ザルツブルク最高の名歌手といわれたマグダレーナ・リップのために書かれたそうです。リップは、モーツァルトの先輩にして友人のミヒャエル・ハイドンの奥さんで、このミヒャエル・ハイドンは、かのヨーゼフ・ハイドンの弟に当たる人物です。
K143のレチタティーヴォとアリアは、福音書の言葉を使ってオペラのアリア風に仕上げた作品で、1770年ごろの作品だと思われています。イタリア在住の、モーツァルトと同じ年頃のカストラート歌手のために書いた作品とされていますが、本当のところはわかっていません。
K165は、ヴェナンツィオ・ラウツィーニというカストラート歌手のために1773年に作ったモテットです。特に最後のアレルヤの部分が単独で歌われることで有名です。コロラトゥーラ・ソプラノの技術を十分に発揮することが出来るため、モーツァルトの宗教音楽の中でも大変人気の高い作品です。
K198のオッフェトリウムは、モーツァルトの作品かどうか、疑義のさしはさまれている作品です。この曲に関しては、ソプラノ歌手2人で歌うバージョンと、ソプラノとテノールで歌うバージョンがあり、本録音ではソプラノとテノールのバージョンが用いられています。
K618のモテットは、1791年6月17日の日付で作曲された、モーツァルト最晩年の作品です。シンプルで清澄なメロディが広く愛されており、モーツァルトの合唱音楽の中でも、とりわけ人気の高い音楽といえます。
ギーベルの歌唱は、基本的にしっとりとした、気品のある歌い口を芸風としているので、技巧的な作品においては、少々モタつくところがあります。しかし、あいまいさの少ないしっかりとした発声は、今日においても模範にすべきところの多い歌唱ではないでしょうか。
伴奏を取り仕切るロンネフェルトは、指揮だけでなく作曲もこなす人でしたが、ヘルベルト・フォン・カラヤンに認められて、カラヤンのアシスタントとして活動しました、これからキャリアを重ねるというときに夭逝してしまったので、このレコードでしか、現状では彼の芸風に接することは出来ません。アッサリと、しかし過不足なくギーベルと支える手腕は、その音楽性において凡人ならざるものを感じさせますが、もしも長生きしていれば、さらに含蓄のある演奏を展開していたことでしょう。
伴奏は、ペーター・ロンネフェルト(Peter Ronnefeld, 1935-1965)の指揮するウィーン交響楽団が中心になって行っています。
オルガンのパートは、ヘルベルト・タヘツィ(Herbert Tachezi, 1930-)とヨーゼフ・ネボア(Joseph Nebois)の2人の名前がクレジットされていますが、多分ほとんどのオルガンのパートをタヘツィが担当しているのではないかと思います。
また、合唱はハンス・ギレスベルガー(Hans Gillesberger, 1929-1986)率いるウィーン・アカデミー室内合唱団が脇を固めています。
演目は、以下のとおりです。
・ラウダーテ・ドミヌム~主日のための晩課 K321
・レジナ・チェリ K127
・レチタティーヴォとアリア《それゆえに大切なことは、高きを求めて》 K143
・ラウダーテ・ドミヌム~荘厳晩課 K339
・モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》 K165
・オッフェトリウム《主の御加護のもとに》 K198
・モテット《アヴェ・ヴェルム・コルプス》 K618
K198のオッフェトリウムでは、オランダ人テノール歌手のベルト・ヴァン・トホフ(Bert van T'Hoff)がギーベルと競演しています。
ラウダーテ・ドミヌム(主をたたえよ)が抽出された2つの晩課は、1779年から翌年にかけて書かれた宗教音楽です。いつ初演され、何のために作ったのかはよくわかっていませんが、ウィーンに旅立った後も、父のレオポルトに楽譜を送ってほしい旨の手紙を書いており、モーツァルトとしても愛着を持っていたようです。
レジナ・チェリ(天の元后)は、1772年の5月に作曲された作品で、ソプラノのパートが技巧的に作られています。一説によると、当時ザルツブルク最高の名歌手といわれたマグダレーナ・リップのために書かれたそうです。リップは、モーツァルトの先輩にして友人のミヒャエル・ハイドンの奥さんで、このミヒャエル・ハイドンは、かのヨーゼフ・ハイドンの弟に当たる人物です。
K143のレチタティーヴォとアリアは、福音書の言葉を使ってオペラのアリア風に仕上げた作品で、1770年ごろの作品だと思われています。イタリア在住の、モーツァルトと同じ年頃のカストラート歌手のために書いた作品とされていますが、本当のところはわかっていません。
K165は、ヴェナンツィオ・ラウツィーニというカストラート歌手のために1773年に作ったモテットです。特に最後のアレルヤの部分が単独で歌われることで有名です。コロラトゥーラ・ソプラノの技術を十分に発揮することが出来るため、モーツァルトの宗教音楽の中でも大変人気の高い作品です。
K198のオッフェトリウムは、モーツァルトの作品かどうか、疑義のさしはさまれている作品です。この曲に関しては、ソプラノ歌手2人で歌うバージョンと、ソプラノとテノールで歌うバージョンがあり、本録音ではソプラノとテノールのバージョンが用いられています。
K618のモテットは、1791年6月17日の日付で作曲された、モーツァルト最晩年の作品です。シンプルで清澄なメロディが広く愛されており、モーツァルトの合唱音楽の中でも、とりわけ人気の高い音楽といえます。
ギーベルの歌唱は、基本的にしっとりとした、気品のある歌い口を芸風としているので、技巧的な作品においては、少々モタつくところがあります。しかし、あいまいさの少ないしっかりとした発声は、今日においても模範にすべきところの多い歌唱ではないでしょうか。
伴奏を取り仕切るロンネフェルトは、指揮だけでなく作曲もこなす人でしたが、ヘルベルト・フォン・カラヤンに認められて、カラヤンのアシスタントとして活動しました、これからキャリアを重ねるというときに夭逝してしまったので、このレコードでしか、現状では彼の芸風に接することは出来ません。アッサリと、しかし過不足なくギーベルと支える手腕は、その音楽性において凡人ならざるものを感じさせますが、もしも長生きしていれば、さらに含蓄のある演奏を展開していたことでしょう。
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