1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
◈Ernest Bloch: Violin Sonata No.1
Louis Kaufman (Vn)
Pina Pozzi (Pf)
Pina Pozzi (Pf)
(Rec. 1955)
◈Quincy Porter: Violin Sonata No.2Louis Kaufman (Vn)
Arthur Balsam (Pf)
Arthur Balsam (Pf)
(Rec. 1957)
◈William Grant Still: Ennanga for String Quartet, Harp and PianoLouis Adele Craft (Hp)
Annette Kaufman (Pf)
Kaufman String Quartet
Annette Kaufman (Pf)
Kaufman String Quartet
{Louis Kaufman (1st Vn), George Berres (2nd Vn)
Alan Neiman (Vla), Terry King (Vc)}
Alan Neiman (Vla), Terry King (Vc)}
(Rec. 1972)
◈William Grant Still: Danzas de Panama No.1◈William Grant Still: Danzas de Panama No.3
Kaufman String Quartet
{Louis Kaufman (1st Vn), George Berres (2nd Vn)
Alan Neiman (Vla), Terry King (Vc)}
Alan Neiman (Vla), Terry King (Vc)}
(Rec. 1972)
本CDは、20世紀にアメリカで作られたヴァイオリン作品を、アメリカ人ヴァイオリニストのルイス・カウフマン(Louis Kaufman, 1905-1994)の録音でかき集めたアルバムです。
収録している演目は、エルネスト・ブロッホ(Ernest Bloch, 1880-1959)のヴァイオリン・ソナタの第1番、クインシー・ポーター(Quincy Porter, 1897-1966)のヴァイオリン・ソナタ第2番、ウィリアム・グラント・スティル(William Grant Still, 1895-1978)の《エナンガ》とパナマ舞曲の第1番と第3番です。
ブロッホの作品ではイタリア人ピアニストのピーナ・ポッツィ(Pina Pozzi, 1914-1966)、ポーターの作品ではアメリカの名手のアルトゥール・バルサム(Artur Balsam, 1906-1994)が伴奏を務めています。
スティルの《エナンガ》(1958年作)は、ロイス・アデーレ・クラフト(Lois Adele Craft)のハープとアンネッテ・カウフマン(Annette Kaufman, 1914-)のピアノと、カウフマン弦楽四重奏団による演奏。アンネッテ・カウフマンは、元々アンネッテ・レイボール(Leibole)といい、1932年にカウフマンと結婚しました。
ブロッホのヴァイオリン・ソナタ第1番は、1920年に作曲された3楽章構成の作品で、ポール・ローゼンフェルドに献呈されました。ブロッホ自身は、スイスの生まれですが、1916年に渡米し、1924年にアメリカ市民権を取得しています。
このヴァイオリン・ソナタは、当時ヨーロッパで台頭していたパウル・ヒンデミットやセルゲイ・プロコフィエフといった、一風変わった旋法の使い手たちを意識した作品に仕上げています。ベーラ・バルトークを思わせるピアノの打楽器的用法も、ブロッホの見た近未来的発想なのでしょう。ささくれ立ったヴァイオリン・ソナタをカウフマンの豊満な音色で味わうのは、いささか贅沢な気もします。スタジオ・ミュージシャンとして何でもこなしてきたカウフマンは、この作品に全く動じることなく、華麗に弾ききっています。伴奏のポッツィは、イタリア人ながらスイスを中心に活躍したピアニストで、20世紀の音楽を得意にした人でした。両端楽章では、臆することなく、攻めの姿勢でカウフマンと対峙し、熱い演奏を繰り広げていますが、第2楽章ではデリケートな弱音で、作品の神秘的な雰囲気をうまく体現しています。
ポーターはブロッホの弟子で、ブロッホの信奉者でもありました。ヴァイオリン・ソナタは2曲出版しており、この第2番は1929年ごろに作られた作品です。師のヴァイオリン・ソナタに追随しており、伝統的な急-緩-急の3楽章のスタイルを堅持しています。ただ、師匠の作風に追随しているだけなので、ブロッホほどのご厳めしい感じはなく、第3楽章では、多少Jazzのテイストも混じっています。
スティルは、エドガー・ヴァレーズとジョージ・チャドウィックの薫陶を受けたアフリカ系アメリカ人の作曲家ですが、アフリカ系アメリカ人の文化をクラシック音楽の分野に輸入することで独自の作風を築き上げました。
《エナンガ》の題名は、ウガンダの撥弦楽器からとられたもので、ハープとピアノと弦楽四重奏のための作品です。作品は、本演奏でハープを弾いているクラフトに捧げられました。ハープとピアノのやりとりを弦楽四重奏でつなぐ方法をとり、その響きのソフトさとメロディのなじみやすさで、大変聴きやすい作品に仕上がっています。
また、本CDの最後には、2曲のパナマ舞曲がカウフマン弦楽四重奏団によって演奏されています。楽器を叩く特殊奏法が用いられていながら、音楽そのものは甘美で、弦楽四重奏のアンコール・ピースに最適です。
収録している演目は、エルネスト・ブロッホ(Ernest Bloch, 1880-1959)のヴァイオリン・ソナタの第1番、クインシー・ポーター(Quincy Porter, 1897-1966)のヴァイオリン・ソナタ第2番、ウィリアム・グラント・スティル(William Grant Still, 1895-1978)の《エナンガ》とパナマ舞曲の第1番と第3番です。
ブロッホの作品ではイタリア人ピアニストのピーナ・ポッツィ(Pina Pozzi, 1914-1966)、ポーターの作品ではアメリカの名手のアルトゥール・バルサム(Artur Balsam, 1906-1994)が伴奏を務めています。
スティルの《エナンガ》(1958年作)は、ロイス・アデーレ・クラフト(Lois Adele Craft)のハープとアンネッテ・カウフマン(Annette Kaufman, 1914-)のピアノと、カウフマン弦楽四重奏団による演奏。アンネッテ・カウフマンは、元々アンネッテ・レイボール(Leibole)といい、1932年にカウフマンと結婚しました。
ブロッホのヴァイオリン・ソナタ第1番は、1920年に作曲された3楽章構成の作品で、ポール・ローゼンフェルドに献呈されました。ブロッホ自身は、スイスの生まれですが、1916年に渡米し、1924年にアメリカ市民権を取得しています。
このヴァイオリン・ソナタは、当時ヨーロッパで台頭していたパウル・ヒンデミットやセルゲイ・プロコフィエフといった、一風変わった旋法の使い手たちを意識した作品に仕上げています。ベーラ・バルトークを思わせるピアノの打楽器的用法も、ブロッホの見た近未来的発想なのでしょう。ささくれ立ったヴァイオリン・ソナタをカウフマンの豊満な音色で味わうのは、いささか贅沢な気もします。スタジオ・ミュージシャンとして何でもこなしてきたカウフマンは、この作品に全く動じることなく、華麗に弾ききっています。伴奏のポッツィは、イタリア人ながらスイスを中心に活躍したピアニストで、20世紀の音楽を得意にした人でした。両端楽章では、臆することなく、攻めの姿勢でカウフマンと対峙し、熱い演奏を繰り広げていますが、第2楽章ではデリケートな弱音で、作品の神秘的な雰囲気をうまく体現しています。
ポーターはブロッホの弟子で、ブロッホの信奉者でもありました。ヴァイオリン・ソナタは2曲出版しており、この第2番は1929年ごろに作られた作品です。師のヴァイオリン・ソナタに追随しており、伝統的な急-緩-急の3楽章のスタイルを堅持しています。ただ、師匠の作風に追随しているだけなので、ブロッホほどのご厳めしい感じはなく、第3楽章では、多少Jazzのテイストも混じっています。
スティルは、エドガー・ヴァレーズとジョージ・チャドウィックの薫陶を受けたアフリカ系アメリカ人の作曲家ですが、アフリカ系アメリカ人の文化をクラシック音楽の分野に輸入することで独自の作風を築き上げました。
《エナンガ》の題名は、ウガンダの撥弦楽器からとられたもので、ハープとピアノと弦楽四重奏のための作品です。作品は、本演奏でハープを弾いているクラフトに捧げられました。ハープとピアノのやりとりを弦楽四重奏でつなぐ方法をとり、その響きのソフトさとメロディのなじみやすさで、大変聴きやすい作品に仕上がっています。
また、本CDの最後には、2曲のパナマ舞曲がカウフマン弦楽四重奏団によって演奏されています。楽器を叩く特殊奏法が用いられていながら、音楽そのものは甘美で、弦楽四重奏のアンコール・ピースに最適です。
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