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1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
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CD1:
◈Johann Sebastian Bach: Goldberg Variation BWV988 (Beginning)
Edith Picht-Axenfeld (Cemb)
(Rec. 16 & 17 September1983, House St.Gregorius, Higashikurume-Shi)
CD2:
◈Johann Sebastian Bach: Goldberg Variation BWV988 (Conclusion)
Edith Picht-Axenfeld (Cemb)
(Rec. 16 & 17 September 1983, House St.Gregorius, Higashikurume-Shi)
◈Johann Sebastian Bach: Partita No.1 in B flat major, BWV825
Edith Picht-Axenfeld (Cemb)
(Rec. 5 & 7 September 1983, House St.Gregorius, Higashikurume-Shi)



エディット・ピヒト=アクセンフェルト(Edith Picht-Axenfeld, 1914-2001)は、ドイツのピアニストです。
ピアニストのルドルフ・ゼルキンや、オルガニストのアルベルト・シュヴァイツァー等に師事した彼女は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750)の音楽を得意とし、チェンバロを駆使して録音を残しています。

1983年に来日したとき、東京の東久留米市にある聖グレゴリオの家で録音された本CDは、J.S.バッハのゴルトベルク変奏曲とパルティータ第1番が収録されています。
ゴルトベルク変奏曲は、全てのリピートを余すところなく演奏したため、CD一枚分には収まらず、第21変奏からは二枚目のCDに収録されています。
ピヒト=アクセンフェルトは、ウィリアム・ダウドの復元チェンバロを使っていますが、チェンバロで弾くという歴史的制約にこだわらず、まるでピアノを弾くかのように、のびのびと演奏しています。
ダウドのチェンバロの、どこか甘さをも感じさせる音色と相俟って、その表情の豊かさに、80分を超える演奏が、不思議と長く感じられません。
このゴルトベルク変奏曲の演奏を聴き終えた後は、言いようのない深々とした充実感を得られることと思います。
ゴルトベルク変奏曲は、まるで大伽藍の建造のようなスケールの大きさを感じさせますが、パルティータ第1番の演奏は、ゴルトベルク変奏曲ほどの規模はない分、気負うことなく音楽を楽しむことが出来ます。
ピヒト=アクセンフェルトのアプローチは、ゴルトベルク変奏曲と大して変わらず、グイグイと聞き手を導いていくような説得力の高さがありますが、どこかゆとりも感じられます。

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