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1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
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◈Ludwig van Beethoven: Piano Sonata No.31 in A flat major, op.110
◈Ludwig van Beethoven: Piano Sonata No.32 in C minor, op.111
Youra Guller (Pf)
(Rec. 13 February 1973, Église du Liban, Paris)



ユーラ・ギュラー(Youra Guller, 1895-1981)は、フランスのピアニストです。
自分の演奏を録音することにあまり興味を持たなかったため、ギュラーの遺した録音は数えるほどしかないそうです。
このルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven, 1770-1827)のソナタ2曲も、マルタ・アルゲリッチが説得して録音にこぎつけたという、いわく付きのもの。
若い頃はジャック・ティボーから「音楽の女神」と呼ばれた彼女も、録音時は70過ぎたお婆さんです。
指回りをデビューしたての若手と比べて切れ味が悪いと言ってみたり、数取器でミスタッチをカウントして技術上の瑕疵を論じてみたりすることは、出来れば避けておきたいところですが、ギュラーのピアノは、それでも十分他の演奏と比べても遜色のない出来栄えです。
これらベートーヴェン最晩年のソナタ集に必要なのは、ハンマー・クラヴィーア・ソナタのような熾烈なバトルではなく、程よく脱力したピアニズムです。ただ、技術的要求度が高いため、ピアニストはしばしば力んでしまい、ピアノを屈服させようとしてしまいます。
ギュラーのピアノは、凄んでメリハリをつけることなく、一つ一つの音を解きほぐして明晰かつ瞑想的な音楽を作り上げています。派手な演奏効果ばかりを期待すると、もっとガンガン攻めて欲しいという欲望に駆られますが、静かに音に耳を傾ける心の準備が出来たときに聴くと、ギュラーのピアノは多くのことを語りかけているように聴こえます。

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