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1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
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◈Nicolas Chédeville (attrib. Antonio Vivaldi): Il Pastor Fido
Maxence Larrieu (Fl)
Robert Veyron-Lacroix (Cemb)
(Rec.17-18 June 1974, 日本コロムビア 第1スタジオ)



ニコラ・シェドヴィル(Nicolas Chédeville, 1705-1782)は、フランスの作曲家です。
彼はイタリアの作曲家であるアントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi, 1678-1741)の人気にあやかって、彼の作品を編曲していましたが、この《忠実な羊飼い》は、ヴィヴァルディの名義を勝手に拝借して1737年に勝手に発表したフルート・ソナタです。
このフルート・ソナタ集がヴィヴァルディの作ではないのではないかということは、ヴィヴァルディ研究家の間でヒソヒソとささやかれていたわけですが、 1989年にこの作品集の初版の出版社の文書から、この作品の本当の作者がバレてしまい、今日では、シェドヴィルの作品と確定することとなりました。
本録音は、1974年の録音なので、公にはヴィヴァルディの作品として扱われていた時期のものです。よって、CDの表記もヴィヴァルディの作品扱いになっています。

フルートを吹いているマクサンス・ラリュー(Maxence Larrieu, 1932-) は、ジョセフ・ランパル門下のフランスのフルーティストです。同門のジョセフ・ランパルJr.ことジャン=ピエール・ランパルの音色と比べると、幾分控え めな芸風ですが、軽やかでセンスのいい演奏で知られ、室内楽での駆け引きに長けた印象があります。嫌味のない洗練された音色は、この曲の典雅な味わいに ピッタリとフィットしており、彼の芸風を堪能するのに過不足ありません。ソナタ第1番第1楽章の開始から、雅やかな香りを振りまき、ソナタ第2番の第3楽 章においても、勢いに任せず、上品で澄んだ音色を保っています。
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Robert Veyron-Lacroix, 1922-1991)のモダン・チェンバロによる演奏も秀逸で、ラリューを陰でそっと支えながら、曲想に応じて音色を変え、音楽が単調になるのを防いでいます。
ソナタ第6番のラルゴなど、ラリューのしとやかな音色と曲想にあわせ、嫋やかな伴奏をつけています。曲想にあわせたヴェイロン=ラクロワのチェンバロの音色の微妙な変化も、本録音の大きな聴き所です。

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