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1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
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◈Leroy Anderson: Sleigh Ride
◈Leroy Anderson: Blue Tango
Utah Symphony Orchestra / Maurice Abravanel
(Rec. 1967)
◈Leroy Anderson: Trumpetter's Lullaby
William Sullivan (Tp)
Utah Symphony Orchestra / Maurice Abravanel
(Rec. 1967)
◈Leroy Anderson: Belle of the Ball
Utah Symphony Orchestra / Maurice Abravanel
(Rec. 1967)
◈Leroy Anderson: Burger's Holiday
William Sullivan (1st Tp)
Sheldon Hyde (2nd Tp)
Keith Smith (3rd Tp)
Utah Symphony Orchestra / Maurice Abravanel
(Rec. 1967)
◈Leroy Anderson: Forgotten Dreams
Eugene Foster (Fl)
Utah Symphony Orchestra / Maurice Abravanel
(Rec. 1967)
◈Leroy Anderson: Syncopated Clock
◈Leroy Anderson: Plink Plank Plunk
◈Leroy Anderson: Fiddle Faddle
◈Leroy Anderson: Sandpaper Ballet
◈Leroy Anderson: The Typewriter
◈Leroy Anderson: Sarabande
◈Leroy Anderson: Song of the Bells
◈Leroy Anderson: Jazz Pizzicato
◈Leroy Anderson: Serenata
Utah Symphony Orchestra / Maurice Abravanel
(Rec. 1967)



モーリス・アブラヴァネル(Maurice Abravanel, 1903-1993)はギリシャ出身のアメリカの指揮者です。
アブラヴァネルは、ユタ交響楽団の首席指揮者を1947年から務めており、1979年まで在籍して、このオーケストラをアメリカのトップ・クラスのオーケストラにまで育て上げました。
このコンビは、VOXレーベルやヴァンガード・レーベルなどに数多くの録音を残しましたが、日本で紹介されたのは、このルロイ・アンダーソン(Leroy Anderson, 1908-1975)の名曲集くらいのものだったようです。
このCDは、そんなアブラヴァネルの数少ない国内リリースのCDとして知られたものです。
本CDの演目の内訳は以下のようになります。

・そりすべり
・ブルー・タンゴ
・トランペット吹きの子守歌
・舞踏会の美女
・ラッパ吹きの休日
・忘れられし夢
・シンコペーテッド・クロック
・プリンク・プレンク・プランク
・フィドル・ファドル
・サンドペーパー・バレエ
・タイプライター
・サラバンド
・ベルの歌
・ジャズ・ピチカート
・セレナータ
《トランペット吹きの子守歌》、《ラッパ吹きの休日》や《忘れられし夢》などで名前のクレジットされているウィリアム・サリヴァン(William Sullivan)、シェルドン・ハイド(Sheldon Hyde)、キース・スミス(Keith Smith)、ユージン・フォスター(Eugene Foster)は、ユタ交響楽団の団員です。

《タイプライター》や《サンドペーパー・バレエ》では、タイプライターやヤスリのこする音などの音像を、左右に動かしたり左右に割り振ったりと、音響上の工夫が多少施されていますが、大げさな音響の改造は一切なされていません。
アブラヴァネルの演奏は、ボストン・ポップスの音楽だからといって、いい加減な演奏をするわけではありません。
アンダーソンの音楽のユーモアとウィットに目配せをしながら、音楽の勘所をしっかりと捉え、一曲一曲を短編ドラマのように仕立て上げています。
一時間以上かかる大曲であれ、アンダーソンのような小品であれ、どっちが難しく、どっちが簡単だとランク付けすることなく、音楽のプロットをしっかり読み込んでいくというアブラヴァネルの誠実なアプローチが、しっかりとした手ごたえのある演奏を生んでいます。
《忘れられた夢》の叙情味や《シンコペーテッド・クロック》の諧謔味など、程よい味付けと絶妙な語り口で演奏されるこの曲集は、本家のボストン・ポップスに勝るとも劣らないスタンダードと位置づけることが出来るでしょう。

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