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1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
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◈George Enescu: Violin Sonata No.2 in F minor, op.6
◈Grażyna Bacewicz: Sonata da camera
◈Grażyna Bacewicz: Violin Sonata No.3
◈Grażyna Bacewicz: Partita
Lydia Mordkovitch (Vn)
Ian Fountain (Pf)
(Rec. 19-20 June 2007, Potton Hall, Dunwich Suffolk)



リディア・モルドコヴィチ(Lydia Mordkovitch, 1944-)は、ロシア生まれのヴァイオリニストで、シャンドス・レーベルの看板アーティストの一人です。このCDでは、イアン・ファウンテン(Ian Fountain)を伴奏者に迎え、ジョルジュ・エネスク(George Enescu, 1881-1955)とグラジナ・バツェヴィチ(Grażyna Bacewicz, 1909-1969)のヴァイオリン作品を収録しています。
エネスク(エネスコ)は、ルーマニアの国民的作曲家ですが、生前はヴァイオリンはもとより、ピアノや指揮までこなすマルチな芸術家でした。生前は特にヴァイオリニストとして高く評価されていましたが、最近では作曲家としての作品もクローズ・アップされてきております。
バツェヴィチは、ポーランドの女流作曲家です。この人も生前はポーランド放送交響楽団のコンサート・ミストレスを務めていたヴァイオリンの名手で、自分の楽器のための作品をたくさん書き上げています。
本CDでは、エネスクのヴァイオリン・ソナタ第2番(1899年作)と、バツェヴィチの室内ソナタ、ヴァイオリン・ソナタ第3番とパルティータを収録しています。

エネスクのヴァイオリン・ソナタは、第3番が特に有名ですが、この第2番も、第3番ほどの個性はないとはいえ、なかなかの佳品です。
メロディの甘さは控えめですが、しっかりとした構成感覚は、どこかブラームスの音楽を感じさせるものがあります。
しかし、ドイツ音楽一辺倒ではなく、当時のフランス音楽ならではのウィットも所々に感じられます。
エネスコの作品の中では若書きということもあり、演奏機会には恵まれていませんが、モルドコヴィチは、キビキビした音楽で作りで、しっかりした音楽を聴かせてくれます。
バツェヴィチの作品は、エネスクの音楽よりも幾分モダンな響きで作られていますが、苦虫を噛み潰したような難解な作品ではありません。ヴァイオリンが歌謡的な楽器であることを常に念頭において作曲されていて、程よい旋律性を確保しています。
ファウンテンのピアノ伴奏は、バツェヴィチの作品のほうが生気に富んでおり、そのためかモルドコヴィチもいっそう鋭い音色で緻密に音楽を織り上げています。

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