1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
◈Antonio Vivaldi: Catone in Utica
Simon Edwards (T: Catone)
Jacek Laszczkowski (S: Cesare)
Liliana Faraon (S: Marzia)
Velónica Cangemi (S: Emilia)
Philippe Jaroussky (C-T: Arbace)
Diana Bertini (Ms: Fulvio)
Jacek Laszczkowski (S: Cesare)
Liliana Faraon (S: Marzia)
Velónica Cangemi (S: Emilia)
Philippe Jaroussky (C-T: Arbace)
Diana Bertini (Ms: Fulvio)
La Grande Écurie et la Chambre du Roy / Jean-Claude Malgoire
(Rec. 25-26 November 2001, Theâtre Municipal, Tourcoing) Live Recording with Applause
アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi, 1678-1741)は、当時イタリアの名うてのオペラ作家でしたが、その作品のかなりの数が散逸してしまっています。
この3幕からなる《ウティカのカトーネ》(1737年作)も、そうした散逸のために、第1幕の音楽が失われ、中途半端な上演しかできない状況に置かれてきました。
本CDで収録されているのは、ジャン=クロード・マルゴワール(Jean-Claude Malgoire, 1940-)が第1幕の音楽を復元したバージョンでのライヴ録音です。
マルゴワールは、第1幕の音楽を発見したのではなく、別のオペラやシンフォニアなどから借用し、切り貼りをして第1幕の音楽を再構成しています。
このオペラは、カエサルに攻められてウティカで自害した小カトーの物語を元にしています。
台本は、ピエトロ・メタスタージオ(Pietro Metastasio, 1698-1782)のものが用いられましたが、後述するように、メタスタージオの筋書きが一部書き改められているとのことです。
話の流れは、大まかに以下の通りです。
カエサルは、宿敵のポンペイウスを討ち取り、ポンペイウスの盟友だった小カトーは、ウティカに逃れます。
ポンペイウスの妻だったエミリアもウティカにやってきて、小カトーとともにカエサルに報復しようとしました。
小カトーには、マルツィアという娘がいました。マルツィアは、敵の首領であるカエサルのことが好きでした。
しかし小カトーは、カエサルに報復するため、同盟を結んだヌミディアの王子であるアルバーチェの元にマルツィアを嫁がせるつもりでいます。
一方で戦闘はカエサルの優位に動き、カエサルはエミリアと小カトーに降伏するように説得します。
カエサル配下のフルヴィオは、エミリアに惚れていて、エミリアのカエサルへの憎悪の念を取り去って、カエサルに恭順させようと努力しました。
結局、カエサル軍が、小カトーの軍を制圧しますが、カエサルはマルツィアへの愛から小カトーを表立って処罰せず、エミリアは小カトーの元を立ち去ります。
最後にカエサルとマルツィアの恋愛の成就を讃えて幕を引きます。
史実では、小カトーはカエサルに追い詰められて自害して果てており、メタスタージオの原作でも小カトーは娘の腕の中で息を引き取る筋書きになっています。しかし、初演当時、初演が行われたヴェローナでは舞台上で人が死ぬような筋書きはあまり歓迎されなかったうえに、小カトーの人気の高さから、小カトーを殺さない筋書きに書き改められたのでした。
演奏陣は以下の通りです。
サイモン・エドワーズ(T)
ヤチェク・ワシチコフスキ(S)
リリアータ・ファラオン(S)
ヴェロニカ・カンジェミ(S)
フィリップ・ジャルスキー(C-T)
ディアナ・ベルティーニ(Ms)
王室大厩舎・王宮付楽団/ジャン=クロード・マルゴワール
エドワーズ(Simon Edwards)は、イギリス出身のテノール歌手で、フランスに渡り、シャペル・ロワイヤルの団員を経てバロック・オペラの歌手として引っ張りだこの歌手です。ワシチコフスキ(Jacek Laszczkowski, 1966-)は、ポーランドのソプラニスタです。ソプラニスタというのは、男性のソプラノ歌手です。
ファラオン(Liliana Faraon)はアメリカの、カンジェミ(Velónica Cangemi)はアルゼンチン出身のソプラノ歌手です。
ジャルスキー(Philippe Jaroussky, 1978-)はフランスのカウンター・テナー歌手です。メゾ・ソプラノ歌手のベルティーニ(Diana Bertini)に関しては、これといった情報は見当たりませんでした。
王室大厩舎・王宮付楽団は、パリ管弦楽団のオーボエ奏者をやっていたマルゴワールが1966年に結成した古楽器演奏の室内オーケストラです。
王室大厩舎・王宮付楽団の演奏は、老舗の古楽器オーケストラだけあって、過度にギスギスした演奏にならず、程良いふくよかさを持っているのが特徴です。
ジャルスキーのカウンター・テノールの歌声を筆頭にして、声楽陣がおおむねキリッと引き締まった歌声を披露しているので、曲全体が暇な作品に陥らず、見事な演奏に仕上がっています。
この3幕からなる《ウティカのカトーネ》(1737年作)も、そうした散逸のために、第1幕の音楽が失われ、中途半端な上演しかできない状況に置かれてきました。
本CDで収録されているのは、ジャン=クロード・マルゴワール(Jean-Claude Malgoire, 1940-)が第1幕の音楽を復元したバージョンでのライヴ録音です。
マルゴワールは、第1幕の音楽を発見したのではなく、別のオペラやシンフォニアなどから借用し、切り貼りをして第1幕の音楽を再構成しています。
このオペラは、カエサルに攻められてウティカで自害した小カトーの物語を元にしています。
台本は、ピエトロ・メタスタージオ(Pietro Metastasio, 1698-1782)のものが用いられましたが、後述するように、メタスタージオの筋書きが一部書き改められているとのことです。
話の流れは、大まかに以下の通りです。
カエサルは、宿敵のポンペイウスを討ち取り、ポンペイウスの盟友だった小カトーは、ウティカに逃れます。
ポンペイウスの妻だったエミリアもウティカにやってきて、小カトーとともにカエサルに報復しようとしました。
小カトーには、マルツィアという娘がいました。マルツィアは、敵の首領であるカエサルのことが好きでした。
しかし小カトーは、カエサルに報復するため、同盟を結んだヌミディアの王子であるアルバーチェの元にマルツィアを嫁がせるつもりでいます。
一方で戦闘はカエサルの優位に動き、カエサルはエミリアと小カトーに降伏するように説得します。
カエサル配下のフルヴィオは、エミリアに惚れていて、エミリアのカエサルへの憎悪の念を取り去って、カエサルに恭順させようと努力しました。
結局、カエサル軍が、小カトーの軍を制圧しますが、カエサルはマルツィアへの愛から小カトーを表立って処罰せず、エミリアは小カトーの元を立ち去ります。
最後にカエサルとマルツィアの恋愛の成就を讃えて幕を引きます。
史実では、小カトーはカエサルに追い詰められて自害して果てており、メタスタージオの原作でも小カトーは娘の腕の中で息を引き取る筋書きになっています。しかし、初演当時、初演が行われたヴェローナでは舞台上で人が死ぬような筋書きはあまり歓迎されなかったうえに、小カトーの人気の高さから、小カトーを殺さない筋書きに書き改められたのでした。
演奏陣は以下の通りです。
サイモン・エドワーズ(T)
ヤチェク・ワシチコフスキ(S)
リリアータ・ファラオン(S)
ヴェロニカ・カンジェミ(S)
フィリップ・ジャルスキー(C-T)
ディアナ・ベルティーニ(Ms)
王室大厩舎・王宮付楽団/ジャン=クロード・マルゴワール
エドワーズ(Simon Edwards)は、イギリス出身のテノール歌手で、フランスに渡り、シャペル・ロワイヤルの団員を経てバロック・オペラの歌手として引っ張りだこの歌手です。ワシチコフスキ(Jacek Laszczkowski, 1966-)は、ポーランドのソプラニスタです。ソプラニスタというのは、男性のソプラノ歌手です。
ファラオン(Liliana Faraon)はアメリカの、カンジェミ(Velónica Cangemi)はアルゼンチン出身のソプラノ歌手です。
ジャルスキー(Philippe Jaroussky, 1978-)はフランスのカウンター・テナー歌手です。メゾ・ソプラノ歌手のベルティーニ(Diana Bertini)に関しては、これといった情報は見当たりませんでした。
王室大厩舎・王宮付楽団は、パリ管弦楽団のオーボエ奏者をやっていたマルゴワールが1966年に結成した古楽器演奏の室内オーケストラです。
王室大厩舎・王宮付楽団の演奏は、老舗の古楽器オーケストラだけあって、過度にギスギスした演奏にならず、程良いふくよかさを持っているのが特徴です。
ジャルスキーのカウンター・テノールの歌声を筆頭にして、声楽陣がおおむねキリッと引き締まった歌声を披露しているので、曲全体が暇な作品に陥らず、見事な演奏に仕上がっています。
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