[Medici Arts] Mozart Symphonies 36 & 39・Oboe Concerto・German Dances / Kleiber 【MM011-2】

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◈Wolfgang Amadeus Mozart: Symphony No.39 in E flat major, K543

Kölner Rundfunk-Sinfonie-Orchester / Erich Kleiber

(Rec. 20 January 1956, Funkhaus, Saal 1, WDR Cologne) Live Recording without Applause

◈Wolfgang Amadeus Mozart: Oboe Concerto in C major, K314 (285d)

Lothar Faber (Ob)

Kölner Rundfunk-Sinfonie-Orchester / Erich Kleiber

(Rec. 20 January 1956, Funkhaus, Saal 1, WDR Cologne) Live Recording without Applause

◈Wolfgang Amadeus Mozart: German Dance in C major, K600 No.1
◈Wolfgang Amadeus Mozart: German Dance in G major, K600 No.5
◈Wolfgang Amadeus Mozart: German Dance in C major, K602 No.3
◈Wolfgang Amadeus Mozart: German Dance in C major, K603 No.3

Kölner Rundfunk-Sinfonie-Orchester / Erich Kleiber

(Rec. 20 January 1956, Funkhaus, Saal 1, WDR Cologne) Live Recording without Applause

◈Wolfgang Amadeus Mozart: Symphony No.36 in C major, K425 "Linz"

Radio-Sinfonieorchestre Stuttgart / Erich Kleiber

(Rec. 31 December 1955, Stuttgart) Live Recording with Applause

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エーリヒ・クライバー(Erich Kleiber, 1890-1956)によるヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791)の作品集です。
交響曲第39番、ローター・ファーバー(Lothar Faber, 1922-)をソリストに起用したオーボエ協奏曲、ドイツ舞曲数曲は、クライバーが亡くなる一週間ほど前に行われた録音で、ケルン放送交響楽団(現：WDR交響楽団)。
シュトゥットガルト放送交響楽団と録音した交響曲第36番《リンツ》は、クライバーが亡くなる一ヶ月ほど前の録音です。

巨匠の晩年の録音というのは、老残の感が幾許かは漂うものですが、クライバーの演奏には、そのような暗さがあまり漂ってきません。
交響曲第39番や《リンツ》などでは、オーケストラを煽って強い推進力を打ち出しながら、オーケストラのアンサンブルを決して乱さず、指揮者の強い統制能力を感じさせます。
ドイツ舞曲もノリノリの演奏で、これが一週間後に亡くなる人の演奏だとはにわかに信じがたいものがあります。
余白には、交響曲第39番のリハーサルも収録されていますが、時に団員と談笑しながら、しかし徹底的に自分が気に入るフレージングが出来るまで繰り返していく厳しいリハーサルが収録されています。
ファーバーと録音したオーボエ協奏曲は、出だしこそオーケストラに弛緩が聴かれるものの、すぐに持ち直し、きびきびとした伴奏でファーバーをしっかりと支えています。

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