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1928年の日本ハナゲ學会第3分科會において瓢箪屋蓑吉氏が発表した「傳説の白ハナゲと黑ハナゲの脱色化の判別に關する文化論的一考察 ―ルウブル美術館をくまなく回ろうとして挫折したフレデリツク勅使河原氏の手記を中心に―」を再読したり、検証したりするBLOGではないことは確かなことです。ええ!確かなことですとも!
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◈Gioachino Rossini: String Sonata No.1 in G major
◈Gioachino Rossini: Variazioni a piu Strumenti Obbligati
◈Gioachino Rossini: String Sonata No.3 in C major
◈Gioachino Rossini: Serenade
◈Gioachino Rossini: String Sonata No.6 in D major

I Filarmonici del Teatro Comunale di Bologna / Riccardo Chailly
(Rec. April 1991, Aul di Santa Lucia)
◈Gioachino Rossini: Variazioni per Clarinetto e piccola Orchestra
Dmitri Ashkenazy (Cl)
I Filarmonici del Teatro Comunale di Bologna / Riccardo Chailly
(Rec. April 1991, Aul di Santa Lucia)



ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini, 1792-1868)は《セヴィリアの理髪師》などのオペラを作曲したイタリアの作曲家です。
ロッシーニは9才で作曲に手を染めた早熟の作曲家でしたが、父親はホルンを吹くのが趣味の食肉処理監督官、母親は歌の好きなパン屋の娘ということで、家系が音楽家の家系だったというわけではありません。
このCDに収録されている弦楽ソナタは全部で6曲からなりますが、ここでは第1番、第3番と第6番が収録されています。これらの作品はロッシーニが12歳のときに自分のパトロンだったトリオッシ家のために作った作品です。
この頃には、母親と一緒にボーイ・ソプラノとして舞台に上がり、少年音楽家としてちょっと注目された存在になっていました。
トリオッシ家の当主アゴスティーニがコントラバスを好み、その従兄弟たちもヴァイオリンやチェロをたしなむということで、ヴァイオリンが2パート、チェロとコントラバスが1パートずつという変則的な室内楽アンサンブルの曲として作られました。
ロッシーニが本格的な音楽教育を受けたのは1805年に入ってからですが、本格的な音楽の鍛錬を始める前から、既に流麗なメロディを流暢に書き上げる能力を持っていたこと、そして、このソナタ第6番でも見られるように〈テンペスタ(嵐)〉の音楽を書くなど表現力の点でも玄人はだしの腕前を持っていたことがわかります。ロッシーニは音楽の専門教育を受ける前に、実地でノウハウを習得していたのでした。

これらのソナタの間に埋め草のように詰め込まれている《オブリガートつき変奏曲》(1800年)、《セレナード》(1823年)、《クラリネットと小オーケストラのための変奏曲》(1809年)の3曲は、ロッシーニのちょっと珍しい純粋オーケストラ曲です。
最初のオブリガートつき変奏曲は、弦楽ソナタ集の作曲から5年ほどあとの作品で、まだ音楽の専門教育を受けていないとはいえ、クラリネットなどを加えた弦楽オーケストラを使い、そのパートの首席を使って協奏曲仕立ての変奏曲を披露しています。
セレナードは作曲家として独り立ちした頃に書かれた作品で、弦楽四重奏の編成にフルートやオーボエ、オングリッシュ・ホルンを用いて、技巧的に手の込んだ変奏曲を作り上げています。
クラリネットをソリストに立てた変奏曲は、ボローニャの音楽院に通っていた時代の作品で、この3曲の中では一番手堅く作られています。楽器をとっかえひっかえして聴き手を飽きさせないようにするという手を使うのではなく、しっかりとクラリネットを中心に据えて、陽気な主題を様々に変奏しているため、腰を落ち着けて聴くことができます。

演奏は、リッカルド・シャイー(Riccardo Chailly, 1953-)指揮するボローニャ市立劇場フィルハーモニーです。
このオーケストラは、バロック音楽から古典派までの音楽をレパートリーとしている室内オーケストラで、どうやらボローニャ市立劇場のオーケストラの選抜メンバーの様子。
また、このCDでは、埋め草に演奏された3曲に、かのヴラディミール・アシュケナージのご子息であるドミトリー・アシュケナージ(Dmitri Ashkenazy, 1969-)が加わっていることになっていますが、ソロを吹いているのは、実際のところクラリネットをソロに据えた変奏曲のみです。
シャイーの指揮によるオーケストラの反応は、少人数だけあって機敏で溌剌としています。大曲を纏め上げることに熟達したシャイーにとっては、これらの作品はミニチュアのようですが、湧き上がる楽想をしっかりと掬い取り、カラリと明るい音色で陽気に歌い上げています。

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